■ ID
| 1165 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Effect of coagulant on phosphorus uptake and release in EBPR process |
■ 著者
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Iori Mishima
埼玉県環境科学国際センター
Jun Nakajima
立命館大学
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■ 出版元
| (社)日本水環境学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| Journal of Water and Environment Technology, Vol.8, No.4, 383-392, 2010 |
■ 抄録・要旨
| 富栄養化対策として、排水処理における栄養塩の除去が進められている。リン除去においてはEBPR法(生物脱リン法)や凝集剤添加活性汚泥法が広く用いられている。EBPR法と凝集剤添加活性汚泥法を併用することで、安定して良好なリン除去を進行されることができると考えられるが、EBPRと凝集剤添加を併用した際に、凝集剤がリン摂取や放出に与える影響は明らかになっていない。そこで、本研究では凝集剤添加によるEBPR法のリン摂取及び放出、リン除去性能の安定化について明らかにすることを目的として室内実験を行った。EBPR法へ添加された凝集剤は、嫌気工程の最終PO4-P濃度の減少、好気工程のPO4-P摂取速度の増加を促し、リン除去性能の安定化に寄与すると考えられた。また、EBPR法へ凝集剤を添加する場合には、モル比で0.2程度の少量の添加量でも良好なリン除去を進行させることが可能なことが示された。
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